最低限知っておきたいルール&マナー!パッティンググリーン#2
今回もパッティンググリーンです。
ルール改正により、パッティンググリーン上では旗竿を抜かずにパッティングできるようになりました。
これにより、ラウンド時間の短縮が見込まれますね。
改正前はパッティンググリーン上から打った場合、旗竿にボールが触れると2打罰でした。
ゴルフスクールなどに通えば必ず教わることなので、ルールやマナーも練習同様に是非とも習得してください。
旗竿をホールに立てたままにする
(1)プレーヤーは旗竿をホールに立てたままにすることができる。
プレーヤーは旗竿をホールに立てたままストロークを行うことができる。そのため、動いている球が旗竿に当たる可能性がある。
プレーヤーはストロークを行う前に旗竿をホールに残しておくのかを次のいずれかによって決定しなければならない
●旗竿をホールの中にある位置のままに残しておく、
または旗竿がホールの中心に立つように差し直して残しておく。
●または、取り除いた旗竿をホールの中に戻すこと。
いずれの場合であっても
●プレーヤーは旗竿をホールの中心以外の位置に故意に動かして利益を得ようとしてはならない。
●プレーヤーがそうした後、そのプレーヤーの動いている球がその旗竿に当たった場合、プレーヤーは一般の罰を受ける。
(2) 球がホールに残してある旗竿に当たっても罰はない。プレーヤーが旗竿をホールに残したままストロークを行い、その後でその動いている球がその旗竿に当たった場合
ゴルフ規則より引用
●罰はない(ただし、(1)に規定されている場合を除く)。
●球はあるがままにプレーしなければならない。
2019年のルール改正により、パッティンググリーン上では旗竿を抜かずにパッティングできるようになりました。ラウンド時間の短縮が見込まれますね。
「旗竿をホールに立てたままにする」を選択してストロークを行った後で、動いている球が止まるかもしれない場所に影響を及ぼすように旗竿を故意に動かしたり、取り除くことはできません。
「旗竿をホールに立てたままにする」を選択したら、球が止まるまでは旗竿に触れないようにしましょう。
旗竿をホールから取り除く
(1) プレーヤーは旗竿をホールから取り除いてもらうことができる。プレーヤーは、動いている自分の球がホールにある旗竿に当たらないようにその旗竿をホールから取り除いてストロークをすることができる。
ゴルフ規則より引用
次のいずれかによりプレーヤーは旗竿を取り除くのかをそのストロークを行う前に決定しなければならない:
●球をプレーする前に旗竿をホールから取り除いてもらうこと。または、
●次のように旗竿を取り除くつもりで誰かがその旗竿に付き添うことを承認すること
まず、プレーヤーにホールの場所を示すためにそのストロークの前と、そのストローク中にホールの中、上方、または近くにある旗竿を持つ。そして、ストロークが行われた後に旗竿を取り除く。
「旗竿をホールから取り除く」を選択して、球が旗竿や旗竿に付き添っている人に当たった場合、それが偶然であれば無罰。かつ、あるがままでプレーする。
故意に方向を変えたり、故意に旗竿で球を止めた場合、ペナルティは2打罰。
「旗竿をホールから取り除く」を選択したら、ルール改正前と同様に旗竿に当たらないように注意しましょう。
旗竿は抜く?抜かない?
みなさんは、旗竿は抜いてないですか?
オヤジはカップと旗竿の状態を見て、旗竿を時々抜いてパッティングしています。
みなさんもカップと旗竿の状態をよく観察してみてください。
カップと旗竿に挟まって、カップの中まで落ちない
ホールの中の旗竿に寄りかかって止まっている球
プレーヤーの球がホールに立てられたままの旗竿に寄りかかって止まっている場合
●球の一部がホールの中のパッティンググリーン面より下にある場合、球全体がその面より下になかったとしても、その球はホールに入ったものとして扱われる。
ゴルフ規則より引用
●球の一部がホールの中のパッティンググリーン面より下にない場合、球はホールに入っておらず、あるがままにプレーしなければならない。
旗竿を取り除いたときに球が動いても罰はなく、その球をホールのへりにリプレースしなければならない。