最低限知っておきたいルール&マナー!誤所からのプレー
今回は誤所からのプレー。
色々な方とラウンドしていると一部の方ですが、ルールやマナーの習得不足が気になりますね。
ゴルフスクールなどに通えば必ず教わることなので、ルールやマナーも練習同様に是非とも習得してください。
誤所からのプレー
初心者の方には、判りづらいルールのひとつですね。
先日のプロトーナメントでもグリーン上のプレーが話題になりましたが、「誤所からのプレー」について書きたいと思います。
何年か前のプロトーナメントでも、誤所からのプレーが起因となってトータル68ペナルティ(68打罰)なんてことがあったのも記憶しています。
文字のとおり「誤所」ですので、本来プレーするべきボールの位置ではなく、「誤」った箇「所」からプレーしてしまったことに対するペナルティになります。
ペナルティは2打(2打罰)
マッチプレーなら打数に関らず、そのホールは負けになります。
■対処方法
<数え方>:誤所からのプレー1回につき、ペナルティは2打(2打罰)
※自分が打った回数に2打加算
<プレーの続行>:元の箇所からの打ち直しはせずに、打数のみ加算になります。
しかし、ティーイングエリア内、または著しくプレイヤーに有利になるような「重大な違反」となる場合は、元の箇所から打ち直しが必要となります。
具体例
初心者やアマチュアで多い「誤所からのプレー」は以下ではないでしょうか
◼️グリーン上でのボールマーク時
- グリーン上のボールをボールマークして拾い上げ、自分のパッティングの順番になった時に、ボールマークした本来の位置よりカップに近づいてボールをリプレイスしてプレーした。
※グリーン上でマークを何回かするうちにどんどんカップに近づいている人居ませんか? - グリーン上のボールをボールマークして拾い上げ、他のプレイヤーのボールマークなど、自分のボールマークと関係の無い位置からプレーした。
- グリーン上のボールをボールマークして拾い上げ、ボールマークが他のプレイヤーのパッティングラインに重なるため、ボールマークを一時的にずらした後に、自分のパッティングの順番になり、ボールマークをずらす前の本来の位置に戻さずにプレーした。
※マークの移動を依頼したプレイヤーがマークを戻すようにと言うことは、ペナルティとなるアドバイスには当たらないとのこと。
◼️ティーイングエリア(旧ティーグランド)
- ティーイングエリアでティーショットを打つ際に、ティーマーカーを間違えて(本来使用するティーマーカーとは別の位置)プレーした。
- ティーイングエリアでティーマーカーを結ぶ直線より前(グリーンに近づいて)でプレーした。または、ティーマーカーを結ぶ直線より2クラブレングス以上後方からプレーした。
※ティーイングエリアで誤所からプレーした場合、打ち直しが必要です。
◼️救済時
- ボールの位置やコース状況で、救済を受けれる状況ではないのに、自ら救済を受けてプレーした。
- プレー中に救済を受ける際にドロップする位置を間違えてプレーした。
※ゴルフ場または大会等のローカルルールがある場合はローカルルールに従い救済を受けます。プレー前には必ずローカルルールを確認してください。また、2019年の改正にてドロップに関するルールも変わっているので注意してください。