最低限知っておきたいルール&マナー
初心者の方は当然ですが。
色々な方とラウンドしていると一部の方ですが、ルールやマナーの習得不足が気になりますね。
ゴルフスクールなどに通えば必ず教わることなので、ルールやマナーも練習同様に是非とも習得してください。
スコアが数えられない
初心者なら仕方ないですが、特にOBや池ポチャなどしてしまうと、もう数えるのが大変です。
意図的にスコアを誤魔化しているなら論外ですが、初心者の方は走り回った挙句に打数も多く、打つことに没頭してスコアを数えられない方がいますね。
打数を計数するグッズもありますが、慌てて計数し忘れなんて見かけますね~。
オヤジがまだ若かった頃、「使用したクラブを憶えているように」と先輩から教わりました。ご参考まで。
⚫️オヤジからの提案。
ゴルフ自体が打数を競うスポーツだから仕方ないですが、大会やコンペでなければ、初心者のうちはスコアを数えないのも良いかも。
練習場のつもりで、ショットだけに集中して気持ちが楽かも知れませんよ~。
「せっかくゴルフ場に来たから、絶対にスコアを数えなくては。」と思うのも理解できますが・・・。
⚫️意図的にスコアを誤魔化している人に。
大会に出場している人やローハンデの人は、マーカーに慣れてます。
マーカーとは、ラウンド中に他人の打数を数えて、他人のスコアを付けてるんです。
プロの試合のテレビ放送で、「アテストが終わりました」などと聞いたことがあるのではないでしょうか。
ゴルフ場のスコアカードに、マーカーとプレイヤーのサインするところがありますよね。マーカーが記入したスコアカードをプレイヤーが確認してサインして提出するんです。
それを「アテスト」と言います。
正式な大会では公平性を保つため、自分のスコアは他人(マーカー)が付けるんです。
山奥だろうが、谷底だろうが、マーカー対象者がショットするところは見てなくてはなりませんけど。
残念ながら、分からないと思って故意にスコアを誤魔化している方、ローハンデの人には完全にバレてますよ~。
コースを大切に扱うこと
プレー代(グリーンフィー等)を支払っているのに、何で俺が・・・って人いませんか?
あなたが何気なくしている行為が、後続のプレーヤーに迷惑を掛けているんです。
●ディボット(DIVOT)を直す
アイアンなどのクラブでボールを打った後に、削り取られた芝生のこと。
削り取られた芝生の跡に芝生を戻し、カートに用意されている砂を利用し目土(メツチ)をしてください。
自分の打ったボールが、フェアウェーの真ん中でディボットに入っていた時のショックは相当なものですよ。
ゴルフはあるがままプレーするのが基本ですから、ディボットは救済を受けられませんからね。
●バンカー(BUNKER)を均す
コース内のバンカー(BANKER:砂場)にボールが入り、自分が打ち終わった後はレーキ(RAKE:平らに修復する道具)を使用して、バンカー内の砂を平らに修復してください。
この際、レーキで修復している足跡が残らないように注意してください。
●ボールマークを修復する
ボールマークとは、グリーン上にボールが落下した時に付けた凹みや傷を言います。
自分が付けたボールマークは、各自がグリーン上でディボット・スティック等を使用して修復します。
修復しないままプレーを続けると、ボールの転がりに支障をきたし、後続のプレーヤーにも迷惑を掛けてしまいます。
●スパイクマークを付けない
オヤジがゴルフを始めた頃は、ゴルフシューズの裏側にはピン(スパイク)があり、ショットを打つ際の安定感を担ってました。
現在はゴルフシューズの裏側にピン(スパイク)があるものは使用不可のゴルフ場がほとんどですね。
ピン(スパイク)の無いゴルフシューズでも引き摺って歩いてしまうと、グリーン上に傷が付いてしまい、ボールの転がりに支障をきたし、後続のプレーヤーに迷惑を掛けてしまいます。
2019年のルール改正前はスパイクマークはグリーンプレー中に修復はできないルールでしたから、自分のパッティングライン上にスパイクマークがあったら、とても残念な思いをしていました。
2019年改正以降はスパイクマーク等のグリーン上の修復が拡大されていますが、足を引き摺ったりせず、スパイクマークは付けないように注意してください。
スロープレー
ラウンド中によく見かける迷惑なプレーがスロープレーです。
このスロープレーとはコースプレー中のほか、ホール間の移動も含めてなんですが、本人が全く意識していないことが多いですね。
プロならペナルティもあるぐらい重大なことなんですよ。
ルールブックには「プレーヤーがプレーする順番になったとき、障害や気を散らすものがなく、プレーできるようになった後、40秒以内にストロークを行うことを推奨します。」と記述されています。
ラウンド中に見かけるスロープレーは、以下の要因が多いでしょうか。
- 乗用カートに何人も乗ったままで、ボールの側になかなか行かない。
- 打つ順番になっているのに、クラブを持たずにボールの側に行き、距離を確認してからカートにクラブを取りにくる。
何本かクラブを持ってボールの側に行きましょう。 - 打つ順番になってから、素振りを何回も繰り返す。10回ぐらい素振りした人を見たことあります。
- ホールアウト後にゆっくり歩いてグリーン周りをウロチョロと、後続のプレーヤーにグリーンを渡さない。
最も記憶に残っているのは、有名観光地のゴルフ場でのこと。
前の組が男女のツーサムでのラウンド中に、1打1打ボールを打つ度にビデオ撮影を交互にしているではないですか。
全然、前に進まなく大渋滞が発生していたので、途中で抜かさせてもらいましたが、如何なものでしょうか。
さすがに、これにはオヤジも呆れましたね。
どうしてもビデオ撮影が必要であれば、ゴルフ場の撮影許可を得て、貸切にするなどの配慮が欲しいものです。
プレーヤーは、自分の順番になればすぐにプレーできるように準備しておくことを忘れずに。
オヤジがまだ若かった頃、先輩からは「ボールの位置まではダッシュで走って行き、ショットする時は慌てない」、「ホールアウト後は走って次のホールへ」と教わりました。これまたご参考まで。